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J.Rais*; 館盛 勝一
Sep. Sci. Technol., 29(10), p.1347 - 1365, 1994/00
被引用回数:45 パーセンタイル:89.73(Chemistry, Multidisciplinary)非常に疎水性の大きな抽出剤であるジカルボリド(CCDと略す)とハードなドナーあるいはソフトなドナーの組合せによる超プルトニウムとランタニド元素の相互分離抽出系を検討した。ハードなドナーとしてTOPOを選んでCCDとの混合系を調べたが、大きな分離係数は得られなかった。次にソフトドナーとして、TPTZとo-フェナントロリンについて調べたところ、前者については、やはり大きな分離係数は得られなかったが、後者については、例えば、0.1M HNO溶液からAm(III)のみを選択的に抽出する事ができ、Eu(III)との分離係数(D/D)として20~34という大きな値を得た。この結果は、例えば高レベル廃液の群分離において、超プルトニウム元素を有効に他のランタニド元素から分離回収する工程を確立する可能性を示している。